ざつたま

「雑」のブログ版。今後はここを使います。 過去ログやデータは「雑」を参照(時々更新してます)。 タイトルの”ざつたま”は、「雑」と「たまけり」をあわせました。 単純で失礼)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
このページのトップへ

坂の上の雲

昨年末やっとテレビ放映が一部なされて
見る暇無かったのでビデオに録り
ようやく見る事が出来ました
でも、なんか違和感を感じた
原作ああだっけ??
(これは祖父も言っていた)
気になったので、原作を読み直してみた

で、分かった事
・原作では、解説として書かれている部分を
 あるキャラクターに語らせる
・キャラクターを際立たせる為だろうけど
 原作では数行くらいにしか触れてない事を
 時間とってやり、
 原作で長く書いてある部分をカット


まぁ物語として壊さないのならば許せる範囲なのだが
ちょっと微妙な所が多い
前者は、解説とはあくまで、この小説を書いた司馬遼太郎が
昭和の時代の視点で書いてあるのであって
明治時代の視点ではない

これは司馬遼太郎本人もちゃんと書いてあるのだが
(この明治はいいけど、昭和はダメという史観も賛否両論だが)
キャラクターにしゃべらせた以上、その時代の視点に描かれてしまうので
非常に違和感を感じる

さらに、
やはりやりました自虐史観のNHK
原作にないどころか、実際にありえない話をでっちあげ
しかも物語としてぶちこわし
酷すぎです

それは日清戦争の描写
1:好古が苦戦する話
たしかに原作でもあった話だが、そこしか描かないが為に
なんで勝てたのかまったく分からない
その後の日本軍の活躍をきちんと描いて欲しかった

2:真之が軍艦で被弾する話
原作でも書かれていた話だが(わずか数行だが)
確かに物語の最後、真之がどうしてこういう考えになるのか重要なシーンかもしれない
でも、またしてもそこしか放送しないから
なんで海軍は勝てたのか不明である
ちゃんと黄海海戦描けよ・・・
せっかく清の丁提督まで登場させているのに

3:子規の従軍
原作では児戯のようだったと書かれてる通り
帰りに吐血する他は何も無かったのに
目の前で日本兵が略奪するシーンを入れるとは・・・
いやはや、怒りを超えて飽きれました

もちろん原作にはありません
それどころか、この話は実際にありえないし
物語を進める上でもおかしくなる
というのは、当時日本は白人国から不平等条約を結ばれていた
理由は日本は未開の野蛮人だから
それを払拭する為に
日本は国際法に遵守しようと
涙ぐましい努力をする

それは日露までも続く
そりゃ不届きものはどの世界にもいるので
絶対に無いとは言わないが
坂の上の雲という話ではまったく必要の無いエピソード
それどころか、話をぶちこわしてしまっている

4:閔妃暗殺の話
原作にありません
史実にはありましたが、坂の上の雲では全く関係のない話
ただし日本が関与というのは嘘
(かなりグレーではありますが、朝鮮人同士の事件であるのは明らか)
もし放送するのならば、当時朝鮮について描かなければならない
これまた全く意味のないシーンであった
この辺の話は、坂の上の雲より
江川達也の漫画日露戦争物語の方が良いかも
(そーいやドラマはこの漫画を意識したようなシーンもある)

しかし3は一番酷かったな

でもあのシーンよく見ると、なんか取ってつけたように思える
途中から圧力がかかって挿入したのでは?と疑いたくなる
ん?そうか
ってことは、
あのシーンだけカットしてみれば
問題無いのか

そうしようっと

あっあともう一つあった
これは細かい話だけど
広瀬がロシアに行ったとき、1人の女性と懇意になる
それをよく思わないボリスというロシア青年が出てくるが
この人物
原作では広瀬と兄弟のように親しくなり
広瀬の最期のシーンでは、ある演出上、重要な役割を果たすのだが・・・
あれだと、このシーンはカットですか???

物語のテーマ
小さな国が無理して白人中心の世界に飛び込もうと
無邪気にも背伸びして努力する姿を描く・・・
はずが
どうも、ずれている感じがする
本当にこれは「坂の上の雲」なのか??
まったく描ききれてない訳ではないが
中途半端な上に蛇足が多い

まぁきりがない
終わりにしよう
続きはどうするかな~

そうそう、やっぱり原作は読んだ方がいいです
自分も学生時代に読んでいたので
今回15年ぶりに読み返すと、意外なくらい新鮮でした

坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)
(1999/01)
司馬 遼太郎

商品詳細を見る
このページのトップへ

コメント

>本当にこれは「坂の上の雲」なのか??

きっと「斜め上の雲」だと思う。

日清戦争も描写はほんのわずかで、なぜあの海戦で勝てたのか
(高速艦主体の遊撃部隊の大活躍+命中率の悪い主砲を使わず
速射能力の高い副砲で命中弾を的確に浴びせた。結果日本軍の艦艇喪失0)
というところがまったくなし。
せめて「吉野」くらいは登場させてもよかったと思う。

ま、今のNHKに作らせたらあの程度でしかないんでしょ。

  • 2010/02/18(木) 12:15:27 |
  • URL |
  • 魔 #-
  • [編集]

ちなみに

坂の上の雲の原作では、日清戦争の海戦もおおいに成功したのではなく、
運よく勝てたとなっている。
結局日本も清の戦艦沈めてないからね
まぁ沈めてなくても、戦闘力は奪っているけど

この作品、小気味よく日本が勝利するのって
日本海海戦だけだからね

その前哨というわけではないが、
日清の各海戦、日露の黄海海戦と成長し、日本海海戦があるってな感じでね

自分としては世界初の水雷戦である威海衛の戦いをちゃんとやってほしかった・・・・

  • 2010/02/18(木) 23:26:16 |
  • URL |
  • けんたろー #-
  • [編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://zatu.blog10.fc2.com/tb.php/1869-540e3bad
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
このページのトップへ

FC2Ad

ざつたび

日本全国1725市町村
1390制覇(80.58%)
あと335市町村(2017/1/30現在)
詳細はざつたび参照

Calendar

09月 « 2017年10月 » 11月
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

Recent Entries & Comments

Recent Trackbacks

Categories

Links

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。